15歳差のわたしたち夫婦も、生活の中で「年の差だからこその大変さ」を感じることもあれば、
「年の差があって良かった」と思える瞬間もたくさんあります。
今回は、年の差夫婦として暮らす中で感じた「大変だったこと」と「良かったこと」を、正直に比べてみたいと思います。
年の差で「大変だった」こと
義父母のサポートが、介護に近くなってくる
わたしたちの場合は、夫の両親が70代、80代後半とすでに介護が必要になってくる年齢。
歳の割には元気な義父母ですが、耳が遠かったり、言葉が出てこなかったりで、コミュニケーションがスムーズにいかないことも💦

義父母は遠方に住んでいるため、月に1回ビデオ通話をしたり、年1回はこちらから会いに行くなどして、なるべく距離を縮めるよう心がけています。
正直、年1回会いに行くのが金銭的にも時間的にも手一杯💦
義父母の場合、長距離移動が負担になる年齢ということもあり、
「こっちから行く」が当たり前になりつつあるのは、年の差ゆえの現実的な課題かもしれません。
将来への不安は、ふとしたときに訪れる
一緒に暮らす中で、ふと「夫が介護必要な状態になったらどうする?」「もし先に亡くなったら…」という将来の不安がよぎることも。

夫婦ともに福祉の業界に勤めているからか、地域にある福祉施設や相談窓口へ自然と目がいき、気づいたら情報収集をしています!
「いざというとき、誰に相談する?」「どんな施設がある?」といった情報を日頃から少しずつチェックしておくことで、不安を最小限にできているような気がします。
また、将来一人になった時に不安にならないよう、友人やご近所さん、職場の同僚などと交流を図ったり、金銭面は将来的にかかる費用も含めてシュミレーションしています。
関係性や金銭の見える化を意識することで、漠然とした不安が少しでも軽減されるような気がしています。「今できることをコツコツやっておく」だけでも、未来への安心感につながります。
年の差で「良かった」こと
いろんな世代との交流が自然と増える

年の差がある分、友人関係も幅広くなりました!
夫は私の友人(年下)と気さくに話してくれますし、私も夫の友人(年上)と交流する機会が増えて、新しい視点をもらうことが多いです。
例えば、子育てや暮らしの知恵、人生の経験談など…。
自分だけでは得られなかった情報や価値観に触れられるのは、年の差夫婦ならではの魅力だと思います。
落ち着いた判断力に助けられる
夫は私よりもずっと落ち着いていて、人生経験も豊富。
何かトラブルや悩みがあっても、話を聞いて整理し、「どうすれば最善か」を冷静に導いてくれる存在です。
「不安に飲み込まれそうなとき、安心感を与えてくれる人がいる」
このことが、暮らしの安心材料のひとつになっています。
価値観や興味の幅が広がる
年齢が離れているからこそ、お互いの“当たり前”がちょっとずつ違います。
夫婦の会話では、
「昔はこんなことが流行ってた」
「今の若い人はこれが好きなんだね〜」
といった話題がよく出て、知らない世界を知る機会にもなっています。

ちなみに夫は、
私のおすすめで観た『トイ・ストーリー』にドハマりしたり、
一緒にカフェ巡りをするうちにスイーツ好きになったりと、新しい趣味も増えてきました🍰笑
まとめ|違いをどう受け止めていくかが大事
年の差があることで、たしかに不安や大変なこともあります。
けれど、それ以上に「違いを楽しめる関係」でいることが、わたしたちにとって大切だと感じています。
どちらか一方が我慢するのではなく、
ふたりでちょっとずつ歩み寄って、「うまくいく形」を見つけていく。
それが、わたしたち年の差夫婦の“ちょうどいい関係”の作り方なのかもしれません。
あなたがもし年の差のあるパートナーと暮らしていたり、これから結婚を考えているなら、
今回の内容が少しでもヒントになれば嬉しいです☺️
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